新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、10年目の3・11を迎えようとしています。
実行委員会形式で、立場や所属をこえて、毎年3・11に合わせて日曜日に開催してきた群馬さよなら原発アクション。去年は新型コロナ感染拡大の影響で中止とせざるをえませんでした。10年目の今年、どうするべきか?感染拡大状況を見ながら、昨年10月から実行委員会で議論を重ねてきました。
1月27日に、第4回実行委員会が開催され、感染対策を十分行いながら、3月7日に予定通り開催の準備を進めることを決定・確認しました。もちろん感染拡大の状況を見極めながら、直前に中止の判断の余地も残しながらの決定です。
しかしながら、感染拡大の中にあって、コロナの自粛ムードに流されずに、小規模でも構わない、原発なくそう・原発とめようと、10年目の3・11に声をあげようと参加者の総意として決定できたことはとても重要なことです。
それに先立つ1月21日、東京高等裁判所は、原発避難者群馬訴訟について、国と東電の責任を認めた一審判決の国の責任を取り消すという不当判決を出しました。実行委員会に参加した原告の方は、原発事故を繰り返してもかまわないという判決、福島では大きなニュースになったのに、首都圏では取り上げたメディアがない、と、怒りの報告を行いました。
私たちは、10年目の3・11を、原発事故と福島の被害をなかったことにする日としてはいけません。コロナ感染拡大状況の中でも、力を合わせ、工夫をこらして、声をあげる日にしましょう。
ゲストとして、海渡雄一弁護士と国鉄水戸動力車労働組合をお招きして、話を聞き、闘いを共有します。
デモは、声を出さずに、しかし音楽でにぎやかに、原発なくそうという意思を表明したいと思います。
デモ・集会にご参加の方は、可能な方は思い思いのプラカードをご用意いただければ大きなアピールになると思います。
今回初めて、ユーチューブを使った同時配信を試みます。集会・デモに足を運べない方にもごいっしょに参加していただきたいという試みです。
みなさんの知恵と力を持ち寄って成功させたいと思いますので、ぜひともご協力をお願い致します。
「10年目!3・7群馬さよなら原発アクションに集まろう!」への1件のフィードバック