伊方原発、運転差し止め!全部とめよう!

広島高裁が、1月17日、伊方原発の運転差し止めの仮処分決定を出した!

広島高裁は、阿蘇山の火山灰の影響や、活断層の存在に関して、「想定は過少であり、それを前提とした規制委の判断も不合理だ」 と断じた。3・11を経験した私たちから見れば当然の判断だ。

写真を見てほしい。

JR常磐線双葉駅の状況だ。

1月12日に双葉駅周辺を視察してきたという避難者の方からいただいた写真。

ご覧のように、駅前にとめた車の中で、2.97マイクロシーベルト/時。

双葉町は誰も住んでいません。時間が止まっています。

そこにできた立派な駅舎。3月14日のダイヤ改正で常磐線全線開通が行われようとしている。

赤い「帰還困難区域」を突っ切ってJR常磐線を走らる。

「帰還困難区域」とは「宿泊はダメ」「立ち入りも市町村長の許可がなければダメ」なのだが、「一部の主要幹線道路については許可はいらない」と例外規定をつくって常磐道や国道6号線が通れるようになっている。

これに準拠してJRを通すということらしい。

いずれにしてもまだ立ち入ってはいけない区域。JR労働者に対する明白な被曝強制。

3・11をなんら反省せず、自らの利権や権力にしがみつくやつらが今も日本を動かしている。

3月8日の群馬さよなら原発集会には、これと闘う動労水戸にゲストで来てもらってアピールしてもらう。

原発事故をなかったことにするーオリンピックの前に常磐線全線開通。住民と労働者への被曝の強制が行われようとしている。許せない。

みんなで声をあげよう。

タカキンは390回目。

戦争も改憲も被曝も止める

中東イラクを戦場としたアメリカとイランの殺し合い。

平和に見えて、いつ、どんなことで、核兵器でいくつもの街が地上から消えてもおかしくない。

そんな状況をどうしたら感覚としてつかむことができるのだろうか…

世界中で「第三次世界大戦」というワードがネットに飛び交うのに、日本ではまるで別世界のことのようだ。

しかし、そんな日本の状況は確かに変わろうとしている。

そう確信させてくれたのが、コンビニオーナーとコンビニ労働者の闘いだ。

1年前は、「もの言うオーナー」などメディアは目もくれなかった。

オーナーが店を追い出されて殺されても、ほとんど報道もされなかった。

しかし一人のオーナーがはらをくくって立ち上がり、コンビニ関連ユニオンがいっしょに「ストライキ」を掲げて立ち上がったら、状況は一変した。

それは、怒りが燃え上がる条件が日本でも広がっていること、問題は火をつけるやり方だということを教えてくれた。

コンビニも戦争も、生きること、生存権の問題。

2020年は確実に闘争の年になるだろう。

3・11とオリンピック、ここでしっかり立ち上がろう。

タカキンから明けましておめでとう

明けましておめでとうございます。

2020年、タカキン=高崎金曜日行動は引き続きがんばります。

もうすぐ3・11から9年。

ばらまかれた放射性物質の影響は、そんなあまいものではありません。

突然死、心筋梗塞や脳卒中、免疫機能の低下、筋肉の異常、体調不良…

過労死が増えていますが、これも放射能・内部被曝との関係がないはずがありません。

南海トラフや根室沖、首都直下型など、新たな大地震はこの30年以内にそれぞれ70~80パーセントの確率で起こると専門家が発表しています。

なのに、原発を再稼働して恥じない連中。

ワイロをもらって、原発をつくり、動かしてきた。

今年3月に、福島第一原発の直近を通る常磐線が、全線、開通しようとしています。

3・11の被害は終わった。もう3・11はなかったことにする。オリンピックは、そういう大セレモニーにしようとしています。

安倍と原発推進勢力の狙いです。

今年は、こうした情勢の中にあります。

負けられません。

折しも、コンビニの24時間・365日営業問題をめぐって、松本さんを先頭にコンビニオーナーの生存権をかけた闘いが始まっています。

電気はためておけない。ならば夜間も電気を使わせる。セブンイレブンは、こうした電力資本の意も受けて、24時間営業に舵を切り、全体が24時間休まない、そんな社会を先導してきました。

こんな非人間的なものはぶっとばす。

2020年、勝利しましょう!