タカキン・高崎金曜日行動は2020年3月27日で400回目を数えました。
2012年の8月から始まり、以来7年半。
一回も休まずに、毎週金曜日に声を上げてきました。
たくさんの仲間と続けて来れたことに感謝します。
まだまだ道は続くでしょう。
しかしこのタカキンが作り出してきた団結と連帯は、明日を照らす光であり続けます。
みなさん、こんごともよろしくお願いいたします。
世界で株価が暴落する中での高崎金曜日行動・タカキン。
激震地はアメリカ。
引き金を引いたのはトランプ。
欧州からの入国を30日間制限すると突然の発表を行ったのだ。
安倍が中国・韓国からの入国規制を行ったのに輪をかけたものだ。
トランプも安倍も、世の中の道理がわからないのか?
いや。
トランプも安倍も自らの地盤の危うさをよく知っているのだろう。
にっちもさっちもいかない中、非常時を自ら作り出してでも、愛国主義と排外主義の熱病を社会に蔓延させる以外に、枕を高くして寝られない。
それはヒトラーのやり方と同じだ。
タカキンは、3・11から9年、負けずに闘ってきた。日本中、世界中の労働者民衆とともに。
断固として、反旗を掲げ、トランプや安倍の道とは、別の道を示そう。
団結、連帯。
生きるために、立ち上がろう。
あの日から9年。14:46には集会参加者全員で黙祷を捧げた。様々な思いを胸に。
9年目の3・11反原発福島行動は新型コロナウイルスの自粛モードの中、郡山市で行われた。
開催か中止か、議論を重ね、悩み抜いた末の開催。
集会の中で、福島原発事故の直後、学校の放射能が高いのに、学校の再開を強行した国=文科省への要請行動に立ち上がった福島のお母さんたちの、当時の姿がスクリーンに映し出された。
文科省の交渉担当者に、ビニールにつめた福島の汚染度を突きつけ、「大丈夫だというならなめてください!子供たちは、その土をなめたり、吸い込んだりするんです!」と迫る姿。
子供たちを守る親の思いは、常に真剣だ。それは今も同じだ。
沖縄も、三里塚も、同じ。
闘いの原点はここにある。
福島はあきらめない。
この思いで立ち上がれば必ずたくさんの人とつながれる。
そしてつながれば社会も政治も変えられる。
新型コロナウイルスの自粛モードの中、開かれたこの集会の意味は大きかった。
コロナウイルスで世の中たいへんです。
群馬合同労組には、この騒ぎで仕事と収入がなくなってしまいそうだという切実な声が多く寄せられています。
安倍政権は、感染対策に無能ぶりをさらけ出しておきながら、どさくさに紛れて「緊急事態宣言」=緊急事態条項を持ち出し、戦争に対応できる私権の制限に手をつけようとしています。
すでに壊れ始めていた新自由主義とグローバリズム。
コロナウイルスは、これに手痛い一撃を加えました。
新自由主義・グローバリズムの崩壊に続くのは、自国第一主義・愛国主義と排外主義。その先には戦争が待っています。
高崎金曜日行動は、原発反対、子供を放射能から守ろう、と声をあげ始めました。それは必然的に戦争反対でもありました。
コロナウイルスの問題。同じです。子供やお年寄りの命を守ろう。
しかしそれは原発にも核にも戦争にも反対でなければなりません。
安倍のインチキ、ヒトラーばりのデマをぶっとばすことが大事です。
団結を守り、声をあげ続けること。
タカキンは中止知らず。この状況だからこそ声をあげ続けます。
3・8群馬さよなら原発集会は残念ながら延期となりました。これは全体の団結を守り、声をあげ続けるという延期決定です。
3・11反原発福島行動はやります。
コロナウイルス。むやみに恐れるものではありません。正しく知って、正しく防護しましょう。あげるべき声はあげなければなりません。
力をあわせ、団結して。闘いましょう。